お盆に父と母の霊が…

スポンサーリンク
ののこつぶやき

最近の怪奇現象

ここ最近、恐ろしいほどに揚げ物とお菓子とアイスと饅頭が食べたくなり、

ダイエットで我慢していたのに我慢できずに何度コンビニに走ったことか。

完全に過食傾向にあります。

これは来たな…

そう、

父と母の霊が…。

霊?!怖いよお

両親の霊が私に好物を食べさせる?

そう、お盆を前に20年前と5年前に他界した両親の霊が帰ってきて、私に「あれ食わせろ」と言ってるに違いありません。

タラバ姉さん
タラバ姉さん

やだっ、今日はそんなお話?

いや、ほんとこれ信じられないかもしれませんが、
私の周りではあるあるの話。

同じく、父なり母なり両親のどちらかを亡くしてる友達にも聞いたら「わかる!私もよ!」と言われたことが多々あるんですから。

命日や、お盆時期に、
死んだ両親の好物が食べたくなる現象。

ホラーではありません。

母の好物

例えば母。

母はとにかくもう揚げ物が大好きで、大好きで、
若いころは痩せてたのに、どんどん太っていったのは間違いなく揚げ物だと思ってます。

それに加えて、お菓子やアイスも大好き。

あずきバーなんて朝昼晩食べてたと思います。常に冷凍庫に入っていましたからね。

あずきバーの線香なんてのもあるの!?

おかげでここ最近、私もあずきバーを何箱買ったか。
ああ、今思い出してもまた食べたくなる…

父の好物

そして父は饅頭。とにかく甘党でした。

酒呑みでアル中一歩手前だったんですが、お酒を飲まなくなってからは甘いものに走りました。

テレビを見ながら饅頭をパクリ。
寝る前にもパクリ。
車にも持ち込んで運転中にも食べていました。

もみじ饅頭も大好物でしたねぇ。

うちのK兄の奥さんことねねちゃんが、毎年お盆や命日にお供えしてくれてるんですが、「ののさん、お父さんにはほろよいと饅頭ですよね?」と。

そうそう、白サワーが父のお気に入り。

送ってくれた写真を見ると完璧。

そうそう、こしあんじゃないの、つぶあん
完璧よ!ねねちゃん!

 

※ちなみに、ねねちゃんは餡子が苦手なので、
お供え後は、同じく甘党酒飲みのK兄がいただくそう。

兄の生活習慣の乱れも気になるとこだけど?

ミルクティーへの想い

こないだも、ねねちゃんが
お母さんはどんな飲み物が好きでした?と聞いてくれて、

ミルクティー!と即答。
それもめっちゃ甘いやつね。

午後の紅茶は大好物で、いつも家にありました。

そうだ、思い出した!
私もここ最近、甘ったるいミルクティーも飲みたくなって飲んだな。普段はストレート派なのに。

最後の〆はお好み焼きかな?予想

たぶん最後の〆は、父も母も好きだったお好み焼きとか粉もんが食べたくなると思うんですけど、それはいつかな。小麦粉買っておかないとな。なんて思ったり。

そしてふと思い出しました。

最後の別れの時を。

父ちゃん、母ちゃんへメッセージ

2人が死ぬとき、わたしどっちも大阪にいなくて、
ほんとぎりぎりの死に際だったよね、

もう意識なくてさ。
声かけたけど返ってこなくて。

母の闘病中、沖縄で大学生だったので沖縄から大阪に行ったり来たり。

19やそこらの何も分からないまだ子供だった私は看病らしいこともできず。

やるべきことをやったという達成感が全くなかったんです。

だから、お父さんが死ぬときはちゃんと看取ろうと思ってたのに、その時は双子の妊娠中に癌が発覚して余命半年。

出産後に様態悪化して、バタバタ新生児の息子を育ててる間にあっけなく死んでしまった父。

死ぬ2週間前に、父がこう言いました。

ののこと生まれたばかりの孫に会いに韓国行きたいな…。●●さんが一緒に行ってくれる言うねん。行ってもいいかな?

まさか2週間後に死ぬなんて思ってなかったし、
こっちも初めての育児でそれも双子で、異国で、余裕がないから

え!無理やって!お父さんに何かあったらどうすんの?うち赤ちゃんもおるから動かれへんし。

なんて断ってしまったんです。

でも生後100日くらい経てば飛行機乗ってもいけそうやからそん時、息子見せに大阪帰るわ。待ってて!

すると父は仕方ないと諦めたのか、悲しそうに

そうやんなぁ、ののに迷惑かけるよな。
うん、早く飛行機乗って帰ってきてな。

と言って、そのあと全く歩けなくなりました。

自分で分かってたのかな?
もうこれが最後かもって。

孫に会いたいという父の最後の願いも聞いてあげれなかった後悔が今も残ります。

そんな後悔を今も持ち続けて生きている私です。

だから、お盆や命日の前に無性に両親の好物が食べたくなったときは、ダイエットも中断して、
父ちゃん母ちゃん来たな?とワクワクしてたりもします。そして思う存分食べるようにしています。

父ちゃん、母ちゃん、おいしかった?

親孝行娘が代わりにもりもり食べといたけど、お腹いっぱいになったかな?

ののこ
ののこ

お盆の次は母ちゃんの命日やね、
待ってるで。

まとめ

今日はお盆前ということもあり、こんな不思議なお話でした。

死に行く者が残していく思い。
残された者は後悔しながらも、
でも生かされた者として生き抜くしかないのです。

人生観を変えた二十歳の思い出
今でも思い出すと胸が苦しく、でもあったかくなる不思議な二十歳の夏。母の死をすこしずつ受け止めれるようになったのは、この夏があったからです。ありがとう

20歳の時、母が亡くなった時の話はコチラ

 

 

 

 

ののこつぶやきののこ昔話
スポンサーリンク
ののこをフォローする
ののこ

10数年の韓国生活を終え、2019年春に日本へ移住しました。
私とは正反対の繊細さんである韓国人夫、
日韓ハーフの双子の息子、
韓国生まれの元保護猫との生活や、
日本語教師の仕事のことなど
ちょっとした日常生活を紹介するブログです。

ののこをフォローする
ののこブログ

コメント

タイトルとURLをコピーしました