私が住むマンションはこじんまりとしています。
なのでほぼ把握している住民情報。
(東京にしては珍しく)
会えばあいさつを交わすほどアットホームな雰囲気です。
![](https://nonokocarina.com/wp-content/uploads/2022/04/KakaoTalk_20220419_204129316_02-160x90.jpg)
前回書いたとおり
多国籍な住民が住んでいて
なかなかオモローなんです。
- カローラに乗る優しいご夫妻
→その後判明したのが、ご主人は京都出身の元ボクサー。
奥様は無口で多くを語らないがいつもニコニコ。 - チワワを連れた関西おばちゃま
→30歳の双子の息子と同居していて、この親孝行双子の姿を見るたびに将来のハンとソロを思い、泣ける。 - 決して挨拶をしてくれないチャイナおばちゃん
→あれからすれ違うと舌打ちまでしてくる。
チワワおばさんとは何度か衝突し、
チワワを蹴とばすというあり得ない行動まで。 - 出身地が謎で何人住んでいるか分からない外国人宅
→いつの間にか引っ越してしまい、新たな住民は赤子連れ家族。
1日中泣き続ける赤ちゃん。
ワンオペっぽい疲れたママをよく見かけます。 - いつもおいしそうな料理の匂いがする家の謎の外国人
→こないだ会話が聞こえ、
ベトナム?東南アジアだと思われます。
いつもハンとソロがおいしそう…とよだれを垂らすほど魅力的。
他にも何世帯か住んでいるんですが、
ほぼ住民の家族構成、仕事、出身地など把握しています。
![ヨーダ](https://nonokocarina.com/wp-content/uploads/2022/02/youngman_31.png)
怖いよお・・・
ほら、私って職業上、
話を聞き出すのが得意なんですよ。(と思っている)
駐輪場であいさつし、
向こうが「暑いですねぇ~」なんて更に話しかけてきたら
GO!のサイン。
![ののこ](https://nonokocarina.com/wp-content/uploads/2022/02/KakaoTalk_20220127_215739826.jpg)
立ち話が得意な私です。
中でも最も親しくさせてもらっているのが
我ら大阪人、チワワのおばちゃんことよっちゃん。
![](https://nonokocarina.com/wp-content/uploads/2022/04/KakaoTalk_20220420_224707689-160x90.jpg)
![ののこ](https://nonokocarina.com/wp-content/uploads/2022/02/KakaoTalk_20220127_215739826.jpg)
よっちゃんの双子男児育児法は勉強になります。
それが最近、よっちゃんに悲劇が起こりました。
ある日の夕方、マンションの前で
双子の息子に抱きかかえられるように歩くよっちゃん。
よっちゃん!どないしたん?
部屋で転んでしまったんです。
今から病院に連れて行こうと思って。
双子1のスーが自転車によっちゃんを乗せて
近所の病院に向かうそう。
よっちゃん、私に心配かけまいと
笑っているけど痛そう。
双子2のズーも自転車から落ちないように支えている。
歩いて5分の距離の病院だけど歩けないよっちゃん。
だからといって車で行くのも微妙な距離でよっちゃんが拒否。
双子1が自転車を押して
双子2が母親を支えている。
もうその姿を見ると
未来の自分と息子達を見ているようで泣ける。
ジーンと胸がアツくなって涙が出てきた私。
![タラバ姉さん](https://nonokocarina.com/wp-content/uploads/2022/03/nihil_smile_woman.png)
いや、よっちゃんそれどころじゃないから。
その後、双子2のズーにたまたま会ったので立ち話。
お母さんどない?
結局右足、足首から膝までボッキリ折れてたんです。
そんなひどかったんや。
そしたら寝たきり?
本人は家事しようとするけど、やめとけ言うてて。
僕が2か月仕事休むことにして面倒見てます。
仕事休んで?
30歳の息子が母親のために
仕事休んで面倒見てくれるの?
母も68歳なんで骨がくっつくのも時間かかるし、
今までずっと働きっぱなしやったから
こんな風に休めたの初めてや~て喜んでます。
![ののこ](https://nonokocarina.com/wp-content/uploads/2022/02/KakaoTalk_20220127_215739826.jpg)
よっちゃん、幸せ者や!
週末には双子のお兄さん夫婦が来て
料理作ってくれたり、
もちろん双子2のズーも手伝っているそう。
その話を聞いて相変わらず親孝行っぷりに感動するものの、
うちの双子だったらどうだろうと考えてしまいます。
私が骨折って動けなくなったらどうするんだろう?
息子に頼るつもりは
無いようなあるようなで
息子に頼るなんて!
息子にも人生があるのよ、
自分ひとりでもやっていけるようにと思うが、
でもやっぱりどこかで
よっちゃん息子みたいに期待しちゃったりもして。
複雑な気持ちになりました。
それにしても同じマンションに住む双子の息子たちに会うたびに
未来のハンとソロを見ているようで泣ける。
会うたびに涙がじわーっと出るから
ちょっとやばい人になってる。
妊娠してお腹の子が双子だと分かってすぐ買った本。
あれから6年。まだまだ新米双子ママです。
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