本を買ってもらえなかった子ども時代②祖母叱られる

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ののこ昔話

読書感想文を書くのに
『魔女の宅急便』を買って欲しいとお願いしたら

母 図書館にある本にしなさい。

父 興味なし

祖父 女は本なんて読まなくてええ。

哀れに思った祖母がこっそり買ってくれました。

本を買ってもらえなかった子ども時代①魔女の宅急便事件
うちは兄2人、共働きの両親となかなか時間も精神的にも余裕がなく、親子の時間がない家だった。だから私は親に絵本を読んでもらったという記憶がほぼ無い。その反動か双子の息子にはたくさんの絵本を読んできた。そのおかげか、今じゃ本屋が大好きな息子になった。私は今でもあのとき母に読んでもらいたかったという幼心を捨てられないし、本を買ってと頼んでも「図書館で借りなさい」と言われ、兄にはゲームや漫画を買ってあげる母を思い出して切なくなる。誰が悪いじゃなくて時代なんだろうな。

それが前回までのお話。
実は、悲しい続きがありましてね。

本を買ってくれた祖母が言ったんです。

ばあちゃんに買ってもらったって言わんと
図書館にあったって言うんやで。

うん^^

しかし皆様は
その後の展開が予想できるよね。

母 その本どうした?

私 図書館にあったから借りて来た^^

母 嘘言いな!図書シール貼ってないやないの。

私 あ・・・。


秒でバレた。

そのあと、祖母に怒りの電話をかける母。

うちにはうちの教育方針があるのに、
余計なことせんといて!

娘に責められ、
後ろで泣く孫(わたし)の声を聞いて

罪悪感いっぱいの祖母は、
次に会ったときに何度も
おばあちゃんがいらんことしたな、ごめんやで。
優しく謝ってきた。

タラバ姉さん
タラバ姉さん

ののりんのお婆さんとは思えない菩薩のような優しい心を持ってらっしゃる!

祖母は、サザエさん家のフネさんみたいに
家族思いでとにかく優しい人。

引用:フジテレビ

何よりも家族を優先し、自分はいつも最後。
男尊女卑ばりばりの祖父とは真逆で、
一歩下がって祖父の言うことに従うだけの祖母。

(でもこっそり甘やかしてくれた)

子ども心に、我慢するだけの祖母が可哀そうに思えたけど
祖母にとっては
そうやって生きるしかなかったのかもしれない。

ののこ
ののこ

いや、実のところ
裏で実権を握っていたのは祖母だったかもしれない。

祖母に買ってもらったのがバレ、
そのあとこっぴどく叱られた私は、
今でも『魔女の宅急便』を見ると心が苦しくなるんです。

ののこ
ののこ

今思い返しても理不尽だわ!
両親が生きてたら
ネチネチ言ってやりたい。←しつこいんです。

という話を書いてたら、

「世界一受けたい授業」に
『魔女の宅急便』シリーズの作者・角野栄子さんが出演されました。

ののこ
ののこ

なんてタイムリーなの。
そして栄子さん89歳ですって。
黒柳徹子さんより1歳下よ。

また読みたくなった私は、
早速図書館で予約しました。

息子たちに読んであげようっと。

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ののこ

10数年の韓国生活を終え、2019年春に日本へ移住しました。
私とは正反対の繊細さんである韓国人夫、
日韓ハーフの双子の息子、
韓国生まれの元保護猫との生活や、
日本語教師の仕事のことなど
ちょっとした日常生活を紹介するブログです。

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