前回記事の続きです。
在韓日本人友達のアサちゃんのママ友(韓国人)Kさんから
韓国の小学校事情を聞きました。
Kさんには小5の息子さんと小3の娘さんがいます。
上の息子さんは대안학교(代案学校)に通っていたけど
辞めて、一般の公立学校に転校したとか。
대안학교(代案学校)ってなんね?
フリースクールやオルタナティーブスクールを、
韓国では「代案学校」と言うよ!
厳しい学歴社会の韓国では
受験競争や就活に苦労する若者が日本以上に多く、
自殺や引きこもりが社会問題になっています。
それに危機感を持って作られたのが代案学校。
子どもの主体性を重んじ、
平等で民主的で平和な社会をつくっていける人を育てる教育が
ずばり代案教育。
日本ではフリースクールが80年代中頃にできましたが
それより10年遅くできた代案学校。
なのに今じゃ補助や人々の意識など、
日本よりも進んでいると言えます。
現在、リベラルな市民の間で
代案教育は強く求められています。
※政府の認可を受けている代案学校なら、大学受験も可能です。
しかしKさんよ、
なぜ代案学校を辞めたの?
内容には満足していて
息子もイキイキしていましたが、
学費が高すぎて!
そんな高いの・・・?
地方にある場合が多いので
全寮制だったり、とにかく学費が高いので
お金がかかる。
それに子供に自由な校風の学校に通わせたい、
韓国の教育制度を嫌うリベラルな家ってお金持ちが多いイメージ。
なんて偏見!
それで続かなくて
代案学校は残念ながら中退したんだけど
Kさんが言うに、
お金さえあればずっと通わせたかったって。
代案学校、気になるわ…
競争社会が過熱する韓国で
代案学校が今後どう広がっていくのか。
代案学校で教育を受けた子供たちが
その後、大学で孤立したり
社会になじめなかったり、
エリート教育化していく代案学校もあったり、
問題や課題はありますが、でも選択が広がるのはいいな。
私の知らない韓国の教育の変化を知れて
きりんの会に行くのってこういう利点もあるんだよな。
やっぱり韓国人ママの情報量はすごいし、
それを惜しみなく教えてくれる太っ腹のママさんに感謝です。
きりんの会に興味を持った人は
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