お待たせしました。
今日は韓国の子どもの話。
帰ってきて友達にすごく聞かれるのが
韓国のこどもの教育やしつけのこと。
今回の韓国滞在では双子の息子、ハンとソロは
保育園にも行かないのでほぼ毎日といっていいほど
義母の住むマンション内の公園で遊んでいました。
遊具で遊んでいると
必ずと言っていいほど、ほかの子どもが声をかけてきました。
とにかく韓国の子どもはコミュニケーション能力が高いなと。
今日はこの韓国の子どもは
コミュニケーション能力高い件について私なりの考えを書きますね。
遊具で遊んでいるハンとソロに対して
同じくらいの年代の子どもが、こう声をかけてきました。
ねえねえ、何歳?
そう、韓国ではまず声をかけるなら確認しておきたいことが年齢。
最も重要な年齢チェックからです。
それで自分より年下だったら急にお兄ちゃん・お姉ちゃんぶるんです。
1歳の差でも年下が自分にため口を使おうものなら
結構強めに叱るし、年上の目(눈치ヌンチ)を気にして遊ばなければなりません。
僕たちは日本スタイルで
お兄ちゃんにもため口使って、けっこう叱られたよね…
じゃ、年齢を聞いた相手が自分より年上だったら?
静かに去っていきます。
あと、直接本人には聞きにくいけど
年齢が気になる場合は
その子の母親に聞きます。
あのー、あのこ何歳ですか?
私も何度もハンとソロの年齢聞かれたんですが、
「自分で聞きなよ」
そう言ってました。
教えてあげなさいよー
私みたいに遊ぶ子どもから目を離さず
わりと近くで見守ってるオンマは、ほぼいない韓国。
じゃ、オンマたちは何をしているかって?
コーヒー片手におしゃべり~
全く子どもを見てなくて
すべり台で並んでいるハンを押し飛ばして
割り込んでくる子どもがいたんですが、まあ危なくて。
でもその子は知らんぷり。
ごめんもありません。
すかさず近くで見ていた私が
おいこらぁぁぁ!とその子のほうに行って
危ないでしょうが、気をつけなさいよと注意したらポカンとしていました。
あとで韓国人メクジュに聞くと
韓国ではあんまり他の子に(自分の子はもっと)注意もしないし
そもそも子どもが遊んでいるとき、
子どもの行動を気にしないんですって。
日本みたいにずっと親が近くで見守ってるのがカルチャーショックだったといいます。
だから韓国の子どもは、
誰かが自分を押しのけて割り込んできても自分でどうにかするしかないのです。
ぐっと我慢するか、
泣いてお母さんを呼ぶか、
何くそと反撃するか、
だからか韓国の子どもは問題解決能力も高いし、
子どもだけで解決しないといけない場合が多いから
「自分が正しい」とか「勝ち負け」にこだわるんだなと思いました。
もちろん子供のけんかに過剰に入り込んでくるオンマもいるからご注意を!
それからもう1つ。
公園でよく聞いたセリフが
엄마!!! 나 봐봐!!
オンマ!私を見て!
やっぱりオンマに見てほしいようです…
オンマたちおしゃべりに夢中だからね。
韓国の保育園児はキックボードで登園しているらしい…
コミュニケーション能力と自己アピール力高めの子どもじゃないと韓国では生きづらそうだな…
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