桜も今夜がピークのようです。
今日がラストかなと公園に行きましたが、あいにくの曇り空。桜の色が映えなくて残念です。でも優しげ。
今日も公園で隣に座っていた家族の声が聞こえました。
ちょっとおむつ替えてくるね
おむつも替えるの?パパさんイクメンだね~
出た…イクメン。
イクメン…この言葉に過剰反応する私
正直に言います。私、イクメンという言葉が苦手です。
日本に移住して友達家族、親戚に会うと、毎回主人のヨーダがイクメンと褒められました。
Twitterでもボヤいたのですが、こちら。
双子が赤子の時👶
友達家族と食事してて
主人が双子のオムツを替えに行って、友達の旦那が
「旦那さん、イクメンやな」「は?なにそれ、
オムツ替えたらイクメン?」
本気でイラッとした話。主人があちこちでイクメンだと誉められ本気でむかついてた
頑張ってたよ、あの頃の私👼#ママ pic.twitter.com/nTMwk8LfnJ
— 【ののこ】桜の季節に公園でオカリナを吹きたい (@nonokocarina) March 31, 2022
私だっておむつ替えるっちゅうねん。
もうね、あちこちでヨーダがイクメンとして褒められるので、イクメンという言葉が嫌いになりました。
なんで?私もおむつ替えるし、パパがおむつ替えたらイクメン、じゃ私は?そんな感じです。
いやいや、そういう意味ちゃうねんてー
分かってるんです。そういう意味じゃないことも。主人におむつを替えさせてる私を非難しているわけじゃないことも。でも責められている気持ちでしたし、私は褒められなくてつらかったのかもしれません。
韓国にもイクメンという言葉があるのか
韓国人主人のヨーダに聞きました。
え、ないんじゃない?
가정적인 남편(家庭的な旦那)とかかな…
博識の韓国人ママ友メクジュに聞いてみました。
韓国語には特にないけど、もともとスウェーデン語の라떼파파(ラテパパ)というのがあるよ。韓国でも最近ちょっとずつ使われてるね。
ラテパパ?
ラテパパとはなんぞや
父親の育休取得率が9割のスウェーデン。なぜその育休政策は成功したのか。育休政策後進国で子育てに苦労した英国人男性が、スウェーデン人「ラテパパ」たちに会いにいく。イクメンじゃ … – https://t.co/aHv8iKMiLH pic.twitter.com/64q5biImj7
— クーリエ・ジャポン (@CourrierJapon) September 12, 2016
は?ラテ片手にベビーカー?優雅なもんだわ
と、イラっとしたんですが、これは単に表現。抱っこヒモやベビーカーを押しながらラテを飲むだけしてるわけではなくて、がっつり平等に育児を分担しています。
イクメンvsラテパパ
ちなみにイクメンとは10年ほど前から使われている言葉だそうで、完全な誉め言葉ですよね。実際、主人ヨーダも韓国では言われたことのなかった「イクメンだよね」なんて言われてニンマリしていましたもん。
でも横にいるののちゃんの顔が怖すぎて、ニンマリもできなくなったよ
日本でもラテパパで検索すると、いくつか出てきますが認知度は低いようです。父親育休後進国の日本と比較しちゃなんですが、いつか日本にもラテパパの姿を見ることができる日は来るのでしょうか。
言葉の通り、ただラテ片手にベビーカー押して終わりじゃないのよ。分かってるわよね…
イクメン発言にキレた日
主人がイクメン扱いされている横で「私だって精一杯頑張ってるんだ!」と悔しくて寂しい想いをしていたあの頃。
ののちゃん頑張ってたよ
そのあと主人ヨーダが同じようにおむつ替えしたり、育児に積極的なパパに「イクメンですね~」なんて言うようになっちゃったもんだから、怒りはピーク。
「イクメンって言うな!」
キレました。
特に私が胸が苦しくなったのが、同じように育児に奮闘しているママ友がヨーダに「イクメンですね」と言ったことです。
え…私も頑張ってんだ!と悲しくなりました。
でも、決してそのママ友は私を責めたわけでも、ヨーダを褒めるのが目的だったわけじゃなかったんです。
のちに「あのとき悲しかったんだよね」と、そのことを伝えたところ、
あ、あれね。隣にいる旦那に当てつけで言ったんだよ。
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