久しぶりのこのシリーズ!
ここがへんだよ
日本人シリーズ7!
今日のテーマはこちらよ。
なんで日本人は本音を言わないのか…
東京韓国学校の韓国語クラスでのこと、
お金の話になりました。
「株投資をしている人はいますか?」
教室内、しーん。
※私を除いてね。
ただ1人手を挙げた私もびっくりです。
このご時世、だれも株投資をしていないっていう。
思わず、嘘やん!と言ってしまったほど。
担任の先生はもちろん株投資をしていて
どんな銘柄を持っているかまで教えてくれたわ。
その時の話がこれね。
クラスメイト20人中、
株投資をしているのは私ひとり。
そんなわけあるかーい!
そこで学んだのが
日本人は外でお金の話をしないってこと。
それから月日は流れ、
担任も変わって、
新しい先生がまたお金の話をしました。
その時のテーマがこちら。
- こどものお小遣いについて
- 老後資金について
子供にいくらくらいお小遣いをあげるか、
その管理はどうさせるか、
老後のために今からできることは何か、
老後資金の内訳など、
つまりお金に関する意識を話し合うんだけどね、
先生、このクラスではね
お金の話はタブーなのよ。
そう心の中でつぶやいて
新しい先生の授業を見守っていたところ、
この先生、前の先生と違う…と感じるのです。
簡単に言っちゃうと、
授業がうまい。
前は、先生1人:生徒20人で
話すことがほとんどでしたが、
新しい先生はグループトークが多め。
先生の話を聞くことに慣れて
話す練習をあまりしてこなかった前学期。
しかし今学期は話す機会がとにかく多いんです。
最初、グループに分けられたとき
みんなしゃべるかな?と不安でしたが
(私はしゃべりたくてウズウズ)
みんなも本当はしゃべりたかったようで
グループトークがかなり盛り上がりました。
ま、私がその場をうまく回したからね。
教室の雰囲気が先学期とは全く違い
意見を話しやすい雰囲気になったこともあったのか、
タブーと思われたお金の話が
予想外に盛り上がって、
先生が何度も
そろそろ発表しますからまとめてください~と言いに来るほど。
なんやの!
みんな株やってたんかい!
やっぱりお金の話はみんな好きよね。
でもね、本人が株をやっているというよりは
旦那さんがやってたり、
なんとなくやってるけど
よくわかってない人がほとんど。
そこで私のグループでは、
積み立てNISAをしたいけど
難しくてよく分からないと言う人には
楽天証券・楽天銀行をまずは口座開設して~と親切に教えたり、
日本だけではなく韓国に住む両親にも送金したら
それも扶養控除が受けられること、
ふるさと納税の仕方、
そもそもふるさと納税って?から説明し、
控除の大切さを熱弁したり、
株は一日中パソコンに
へばりついてるんでしょ?と思いこんでる人に
その誤解を解いてあげたり、
ちょっとしたお金の勉強会になっていました。
そこで私は思った。
日本では外でお金の話をしちゃいけないと思っていたけど、
んなこたぁなかった。
場の雰囲気によっては話してくれるってこと。
ただ、その場を作るのがなかなか大変なのだ。
新しい先生はそれがとても上手で、
話しやすい声かけ、
話しやすい雰囲気を作ります。
先生によってこんなに変わるのかと感心しました。
なんや、実はみんなめっちゃ話すやん…
無口だと思われたクラスメイトが
実はおしゃべりだったことを知ったよ、
半年もかかったさ。
韓国学校のレッスンも残り10回ほど。
これからクラスメイトともっと親しくなりそうな予感。
急に韓国語学校が楽しくなった私なのです。
ひとつの質問に100くらい返す私もしゃべりすぎだけど
心を許すまでなかなか話さない日本人と、
どうやって親しくなるんだろう?
ちなみに保育園のママ友はまだ全然、自分のことを話してくれない。
※卒園まであと半年よ!
ミニサイズでコーヒーとあうよ❤
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