韓国人夫ヨーダはゲームキャラクターのデザイナーだ。
美大を卒業し、自他ともに認めるほど感受性が強い夫。
日本に移住して楽しみのひとつが
日本の芸術家の作品に出会えること。
ヨーダには日本人で大好きな建築家がいる。
安藤のおっちゃんや。
※親しみを込めて安藤のおっちゃんと呼ばせてもらおう。
大阪出身の建築家、安藤忠雄である。
なぜか韓国人の間でも有名な安藤のおっちゃん。
熱心なファンが韓国に多いんです。
韓国で安藤忠雄っぽい建築物が増えていたんだよね。
その後、直島で安藤忠雄の作品を見て感銘を受け、
すっかり惚れたわけよ。
直島で2010年から開催されている瀬戸内芸術祭で
安藤忠雄の作品を見たのが初めてだったヨーダ。
待って、あれもう13年も前のことなの。
済州島にも安藤のおっちゃんの作品もあるし、
(在済州日本国総領事館のHPより)
ソウルのマゴクにも去年できたんだって。
(쫑さんのブログより)
他にも韓国には驚くほど多くの安藤のおっちゃんの作品があり、
そこまで韓国人に認められているのは何故・・・
韓国人が好きなシンプルなデザインと
自然との調和だよ。
今回大阪に帰省すると決まったときも
ヨーダにどこに行きたいか聞いたら、
安藤さんの図書館!
※こども本の森 中の島ね。
完全予約制なので、数日前から予約し行ってきました。
10年ぶりの中の島は、
オシャレな雰囲気のカフェが増えていた…
とはいえ、下水のニオイすごいのよ。
水の都、大阪なのに~
走る双子、ハンとソロ。
着いた先には、
青りんごが待ち受けていた。
なんでりんごなの?
息子ハンとソロに聞かれ困るヨーダ。
草間彌生さんみたく安藤のおっちゃんのシンボルなんじゃないの?
カータンに会ったパラダイスにもあったよね、
草間彌生さんのかぼちゃ。
安藤のおっちゃんのHPによると
この青りんごには素晴らしいメッセージがあったんです。
これは建物寄附者である建築家・安藤忠雄氏によるオブジェです。
米国の詩人、サムエル・ウルマンの詩「青春」をモチーフに、
「若さとは、年齢でなく心の持ちようだ」というメッセージに共感し、安藤氏自身がデザインしました。
『挑戦心にあふれる青春のシンボルとして多くの人に触れてほしい』との何てが込められています。
若さは年齢じゃない、心だ。
いつまでも挑戦し続ける安藤のおっちゃんらしい。
シンプルなデザイン。
写真撮影を楽しむヨーダ、
ハンとソロも探検気分であちこち回って
でも最後は絵本に夢中でした。
(表現力の乏しさよ)
安藤のおっちゃん関係ないんちゃうん。
私の好きな鬼太郎の本も豊富に置いてあったし、
子どもの好みだけでなく
親も楽しめるような本が取り揃えられていました。
改めてHPを見ると選書のこだわりがあったよう。
さまざまなジャンルの本を12のテーマにわけて並べてあり、
子どもたちの日常生活や好奇心に寄り添った本。
わぁ、これ読みたかったんだよな。
見やすくテーマ分けされてるな。
そう感心していた私。
でもね、悲しいことに他の利用者は写真撮影ばかり。
インスタ映えしそうな場所を陣取っては撮影に大忙しです。
安藤のおっちゃん人気は分かるが、
純粋に図書館を楽しんでよ!
こども図書館なのに
大人がほとんどってのも奇妙な光景でした。
僕もほとんど撮影で90分終わったよ…
いつの日か、安藤のおっちゃんに会えたら
あそこは子どもだけ入場にすべきや!と言おうと思ってる。
そんな図書館があってもよくない?
今ハマっているのは『キャベたまたんてい』。
ひたすら鬼太郎を読んで過ごして幸せだった。
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