先日、双子の小学校で体力テストがありました。
双子の小学校は何かとイベントの時に
保護者がサポーターとして参加する機会があります。
PTAに入っていないので
せめてサポーターは!という思いと
純粋に双子の姿を見たいので毎回参加していますが
問題はママさんの顔が覚えられないってこと。
※双子は別のクラスなので
クラスのママも2倍覚えなければなりません。
ただでさえ人の顔を認知する能力が低い私。
名前を覚えるのも大の苦手です。

そんなんでよく日本語教師できるね
保育園のころ、双子は同じクラスだったし
組に15人だけだったので楽勝だったんですが
今は35人×2クラス。
それも1年生の頃のママさんも含めると
もうお手上げです。
それでも目が合えば
知らないママでも笑顔で挨拶していました。
そして体力テスト当日。
集合場所に行くと40人近くのママさんがいます。
※双子の学年生徒数は160人ほど
ドアを開けた瞬間、
みんなが私の方を見た気がして
大きな声で挨拶をしました。
おはようございま~す
ハン・ソロの母で~す
よろしくお願いしま~す
すると唯一、名前と顔が一致するママさんから
言われました。
ハンソロくんママ、
先生みたいですよ~
40人に向かって
大声で挨拶したからね。
それも大阪人だから声が通るんだよ。
そのあと担当のグループに分かれて
子ども達が来るまで待機してました。
その間にも
挨拶してくれるんだけど
〇〇の母です~
いつもお世話になっております^^
〇〇って誰?
適当に返せばいいものを
気になったら聞かずにいられない性格なので
すみません、
ハンのクラスですか?ソロのですか?
お子さん、娘さん?
息子さんでしたっけ?
1年生のときのクラスでしたっけ?
と、相手にとったら
おい、覚えてないんかい!と嫌な印象与えてそう。
でも仕方ないのよ、
私、登場人物が多いドラマや小説が苦手で
そもそも諦めちゃってるの!
たぶん、何回も同じこと聞いてるんだと思う。
何回か声かけてくれたママさんは
私が覚える能力がないことを知ってか
今ハン君と同じクラスの〇〇です~^^
と、百点満点の声かけをしてくれます。

いい加減、覚えてあげて?
しかし問題なのは子ども。
毎回のようにサポーターをしていたら
子どもは私のことを覚えるわけで
あ!ハンソロのママだ!
と、声をかけられます。
が、ママの顔ですら覚えられないのに
子どもの顔なんて無理。
みんな同じに見えます。
お、おう…!
曖昧に笑って流しています。
でもね、それを許さない子がいるんですよ。
それは…めんどくさい女子。
今日もハンくんのママだ~と声をかけられ、
お、おはよう~と返事して終わったと思いきや
私の名前分かる?
謎の質問ですよ。
分かんないわよ!と男子なら言えるのに
女子には言ってはいけない気がして

娘がいないから
女の子の気持ちが分からない
え…えっとね…
あのね…
モゾモゾしてたら
ひどい!私の名前も分からないのに
あいさつしたの?
そんなこと言われちゃったんですよ!
恐るべし、女子!
ごめんね、教えて?
やだ。当てて!

めんどくさい!
ヒントちょうだい♡
「ゆ」から始まるよ!
ゆうこ、ゆみ、ゆき、
ゆり、ゆず、ゆづき、ゆか、
ゆい、ゆな…
「ゆ」から始まる名前多いなあ!!
すると横から
空気を読まない(褒めてる)男子が
こいつ、ゆづきだよ!と教えてくれ
地獄の時間が終わったのです。
男子、ありがとう!
でもそのゆづき事件のあと、私は誓いましたよ。
もうちょっと…ほんのちょっとでいいから、
名前、覚える努力をしようって。
だってさ毎回、あなた誰?って
いくらなんでも申し訳ない。
子どもって意外と大人のこと見てるし、
自分のこと覚えてくれてるってだけで
めちゃくちゃ嬉しそうな顔するんですよ。

問題は、私の脳みそにその余力があるかどうかだけど。
でも確実にまた次のサポーター活動では
きっと私は忘れてるはず。
そしてまた、名前あてクイズが始まる――。
(続く、かもしれない。)
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