あれ、終わったんじゃなかった?
どうせなら
⑳まで書きたい
ということで、韓国帰省ブログ付け足しです。
韓国に住んでいた時
日本語交流センターで一緒に働いて
親しくなった元同僚がいます。
私と同じく韓国人の夫を持つ
日本人女性なんですが、
年も近いし
その時住んでた家も近くてよく一緒に帰りました。
夜、バスで帰るとき
いろんな話をしました。
ほら、私って根掘り葉掘り聞くし
自分のことも何でも話すから
オープンマインド♡に拒否感がない人だと
割とすぐ距離がぐっと近くなるんです。
それがもう9年前の話?
その元同僚を仮にNちゃんとします。
Nちゃんは大学で日本語講師として活躍しています。
在韓の日本語教師仲間に
私がそのNちゃんと親しいという話をすると
信じられないと驚きます。
なぜかって?
私とNちゃんのタイプが
正反対?いやもう宇宙レベルで違うから。
関東出身と関西出身だし、
まじめで正義感の強いNちゃんに
規則なんて破るためにあんねんな破天荒な私、
Nちゃんはいつもスーツや清潔感のある服装だし、
見た目も違います。
大きな違いといえばNちゃんは教養もあり、
名門大学出身なのに比べ、私は地方の底辺大学出身。
ああ、挙げれば挙げるほど
Nちゃんと私がなんで友達なのか
私自身も分からなくなる。
でもね、私が東京に移住してからも
関東出身のNちゃんが帰省するたびに
神楽坂で和食ランチしたり
一緒に神社巡りをしたり、
付き合いが続いてるんですよ。
そんな話をしたら
ののさんが一方的に絡んでんじゃ?
向こうは断れないんじゃ?とまで。
悔しいけど返す言葉がないわ
同じく日本語教師のししゃもは
Nちゃんに聞いたそうです。
ののさんと仲いいって?
するとNちゃん、こう言ってくれたの。
はい^^
お友達ですよ。
よかったぁぁぁぁ~
私だけが友達だと思ってるのかと。
みんなが信じられんっていうからさ。
そんなNちゃんと
今回韓国帰省したときも会って来ました。
スンドゥブセットは1万ウォンとコスパ良し!
ここでも正反対の私達。
私は大食い、Nちゃんは少食なのです。
次、カフェ行こう!
ケーキ食べようや!
う、うん…食べられるかな。
食べれるって!
食べられへんかったら、
うち食べたるから!
お腹パンパン、もう無理っす、
そう言いながらも苦しそうに食べる私と
腹八分に注文するNちゃん。
やっぱり私たちは正反対。
でも共通点がいくつかあるんですよ。
両親を亡くしていること、
猫好きなこと、
金銭感覚が似ていること。(ケチともいう)
最大の共通点はブラックな部分。
私達、性格の悪さで一気に親しくなったようなもの。
Nちゃんが?
Nちゃんのお母さんの終活の話は強烈で
こんな話をしてくれるって
私にだいぶ心を許してくれてんじゃ?と嬉しかったり。
ほら、関東の人って
あんまり自分の話しないでしょ。
要約すると
Nちゃんのお母さんが末期がんだと分かったとき
絶対に旦那と同じお墓に入りたくないと思ったそう。
※姑問題、夫婦間で色々あったらしい
旦那より後に死んで別のお墓を作る予定だったのに
これじゃ姑もいるお墓に入れられてしまう!
そう危機感を持ったお母さんは
根性で治療を受け続け、余命を更新し続けていました。
そんな時、旦那(Nちゃんパパ)も末期がんに。
旦那さんは余命より早く亡くなり、
代々続くお墓に納骨されました。
そのあとすぐお母さんも亡くなりました。
自分の気に入るお墓を探し、
永代供養できるように手配もしたそうです。
※お墓にはあと2人入れるから
死んだら入っていいからねと言われたらしい。
そんな話を仕事の帰り道、
バスで笑いながら話してた私達。
お母さんすごいな~
どんなけお父さんのこと嫌いやねん!
でしょ?
お母さん意地でも入りたくなかったみたい。
私も両親を亡くしてるし
お墓には夫婦で入るべき!なんて考えないし
そもそもお墓なんか要らないと思ってるので
Nちゃんのお母さんにお会いしたことなかったけどさ
すっかりファンになったもん。
うちの母は父と喧嘩ばっかしてさ
一緒のお墓なんか嫌って言ってたのに
癌になったら急に夫婦仲良くなっちゃって
結局、一緒のお墓やで。
夫婦って分からんもんやな~
こんな話をしたら
相手がどう思うかな、引かないかな
そんな心配しなくていい
楽に話せるNちゃんなんです。
てか、ののさんが
相手を見て話題を選んでるとは思えない。
そんなNちゃん、
次回はいつ日本に戻るか聞いたら
冬休みに比叡山に行くんだって。
そう、私達は寺、神社好きなのも共通点です。
いつか双子が大きくなって
Nちゃんと自由に旅行できるようになったら
日本仏教三大霊山を回りたいわ。
その時はよろしくね^^
死んだら終わりと思ってるけど
でも寺や神社に行きたくなる、心落ち着くんだよね。
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