双子ハンとソロの誕生

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双子ハンとソロの誕生

双子誕生から怒涛の育児

双子の息子は2017年生まれの4歳。

名前はここで長男をハン、次男をソロとしています。海外で出産し、1歳半くらいの時に日本へ移住しました。出産してからの育児はもう記憶にないほど怒涛の日々。新生児の時なんて母乳あげながら、トイレで、シャワーしながら寝てましたもん。眠くて眠くて…

主人と担当を決めて夜は過ごしました。今夜はハンね、あなたはソロね。という風に。よく主人仕事できていたな…と今思います。働けていたのか?

双子あるあるエンドレス現象

エンドレスにおむつの交換、ミルクと母乳をあげ、ハンを寝かせてはソロが起きる、ハンが泣きやめばソロが泣く…双子あるあるなんですがきつかったです。ずっと頭の中で泣き声が響いていました。(泣いていないのに)

主人に任せてシャワーを浴びているときも泣き声が聞こえて急いで出るとすやすや寝ていたり、母乳あげているときに母子ともに寝落ちしてたり。朝方、眠い目をこすりながらおむつかえて、母乳あげたりミルクあげてるときに窓の外は段々明るくなってきて…ああ、朝が始まったと胸が苦しくなったこともあります。

でもですね、今思い出すと本当にいい思い出で、その時の私を強く抱きしめてあげたい。辛いけど眠いけどしんどいけどすごくすごく濃い日々でした。

双子先輩ママからのアドバイス

今でも覚えているのが初めての検診の時、小児科で5歳ぐらいの双子を連れたママにいわれたこと。

寝ていますか?とにかく周りに甘えて!
相当眠そうでしんどそうに見えたんでしょうね。何かもう嬉しくて思わず聞きました。
ののこ
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一体いつになったら寝られるようになりますか?

先輩双子ママは言いました。

5か月!そしたら余裕ができて夜中にパン焼けるほどだから!
パン!?
聞くと、5か月くらいから少し生活リズムも付いてきて、余裕が生まれるそう。すると何か新しいことをしたくなって、パンを焼いてみたり、石鹸を作ったりするんですって。
それから5か月、本当に夜中に石鹸やキャンドル作っていた私。アロマの香に癒される~
双子育児は大変で大変で毎日どうやって過ごしたか、もうほとんど覚えていないほど。写真を見返すとこんなことあったな~と思うんですが、同時に胸がぎゅーと苦しくなります。

双子新生児のときの悲しい出来事

それは実父の死。
ハンとソロが生まれて2週間で父が他界。妊娠中はつわりがひどくて全く動けなかった私。つわりが終わったころに妊娠後期で飛行機に乗って実家に帰ったのが父との最期でした。そのあと白血病が判明し、余命宣告を受けて闘病。闘病中は主人が代わりに何度か病院に行ってくれましたが、父が飛行機に乗ることはできる状態ではなく、ハンとソロが生まれて一度も孫を抱くことはできませんでした。
ハンとソロが沐浴する動画を送ったら電話が来て、「めっちゃかわいいな、ののこも立派なお母さんになったな」と言ってくれたのが今でも印象に残っています。
私もハンとソロが新生児で余裕がなくて、「会いに行きたいな」と言った父に「何考えてんの、海外やで?何かあったらどうすんの。」なんて強く言ってしまったこと、今でも苦しくなります。母を大学時代に亡くしている私にとって父にどうしても孫を抱かせてあげたいという夢があったのに叶いませんでした。
父の死後も悲しむ間もなく育児に追われました。それが良かったと思える反面、やっぱり夜明け急にどうしようもない後悔と喪失感でいっぱいになったり実は不安定な精神状態でもありました。なので今でもその時期のハンとソロの写真を見るとあの時の自分を思い出して悲しくなります。
命というものを深く考えさせられた父の死と息子たちの誕生でした。
あれから4年。今では一人前に大人のような口をきくハンとソロ。可愛くて仕方がありません。ふと父が生きていたらどんなじいじになったかなと思います。きっとおもしろおかしな関西の爺ちゃんで溺愛してくれていたでしょうね。
我が家で大活躍した双子ベビーカー。狭い道も店内もスルスルと通れました。

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ののこ

10数年の韓国生活を終え、2019年春に日本へ移住しました。
私とは正反対の繊細さんである韓国人夫、
日韓ハーフの双子の息子、
韓国生まれの元保護猫との生活や、
日本語教師の仕事のことなど
ちょっとした日常生活を紹介するブログです。

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