一見、芸術に興味がなさそうな私ですが
ちょこちょこ展覧会ブログを書いています。




世田谷文学館はしょっちゅう行ってる。
子どもも楽しめるような展覧会ばかり行ってるけど
今回大阪で行きたかったのが
安藤のおっちゃん!
失礼を承知の上、
親しみを込めておっちゃんと呼んでます。
初めて安藤作品に触れたのが高校生の時。
父K雄の毎朝の散歩コースだった
狭山池にある博物館の建築家が安藤忠雄でした。
春になると桜が咲き、
父や友達とよく歩きました。
ヨーダも安藤忠雄が好きで
(韓国でもファンが多い)
2人で旅行する際、安藤忠雄がデザインした建物を見に行くのも楽しみでした。

ちなみにいちばん印象に残ってるのが直島。
2年前に大阪に行った時は
双子とこども本の森に行きました。

それから双子は
コンクリート打ちっぱなしの建物を
安藤忠雄っぽい!と言ったり、
7歳にして安藤忠雄っぽさを知ってるようです。
余談ですが
安藤忠雄と同じくらい好きなのが
岡本太郎!
太陽の塔を見て育ち(婆ちゃん家からだけど)
岡本太郎のエネルギッシュで爆発感が好きです。

これも2年前、
太陽の塔にのぼったよ!
そして話は戻りまして
安藤忠雄展ですよ。
大阪最終日、
新幹線の時間まで2時間ほどの
空き時間を使って行ってきました。
場所は梅田のど真ん中グラングリーン大阪。
めっちゃアツい展覧会、
その名も、
安藤忠雄展「青春-挑戦の軌跡」
期待で胸がいっぱい。
しかーし!!
すっかり変わってしまった梅田に
思いっきり迷子ですよ。
安藤忠雄どこや~?
そう言いながら
最近できたばかりのうめきた公園をうろうろ。
私が方向音痴なのか、全く探せなかった。
青りんごを見つけた時は
大喜びの双子。
平日だったのでチケットは予約なしで
並ばずに買えました。
この時、10時のオープン時間で
人もそんなにいなかった!
中学生まで子どもは無料
大人は1800円です。
世界的建築家である安藤忠雄なのに
こんな空いてていいの?
安藤忠雄の原点から現在まで、
まさに“挑戦の歴史”を体感できる展示が
あちこちにあって想像以上に良かったです。
会場の建物も安藤のおっちゃん本人が設計監修した文化施設「VS.(ヴイエス)」。

夏は涼しそうなコンクリートの建物だったわ
今回の展覧会の目玉と言えば
天井が15mの巨大な映像空間で見る大仏さん。
(北海道札幌市にあるんだって)
その他にも代表作の建築が映し出されるシーンが
10分くらいあったかな?
まるで建築の中に入り込んだみたいな没入感でした。
それと水の教会を完全に再現したのも
リアルに体験できました。
本物そっくりの空間に入った瞬間、
思わず息をのんでしまいました。
双子も圧倒されたのか、
真剣に十字架を見つめていました。
静けさ、光、そして水…すべてが美しかったです。
これは北海道トマムにあって
4年前にトマムに行った時に近くに泊まったのに!
存在を知らなかった…悔やまれる。
そろそろ新幹線の時間だから行こうか~と
出口に向かうとお土産コーナーがありました。
ソロが熱心に見てるのが
安藤忠雄の作品集。サイン付きです。
この時知ったことなんですが
この日14時から、安藤忠雄の握手会があったんです。

だから午前中は空いてたのか!
安藤のおっちゃんと会えるの!?
心は揺れましたが
そのとき12時。
新幹線の予約と(変更できるけど)
10日間大阪旅行の疲労もあって
泣く泣く諦めました。

ほんとにファンなの?
東京にも来るやろ?
そう期待しています。
とはいえ、
直筆サインの入った作品集は欲しいので購入。
この3パターンがあって
我が家にあるのは…
2年前にも訪れたことのあるこども本の森。
色も安藤のおっちゃんが塗ったんですって。
今このブログを書きながら
あーやっぱり2時間くらい待てばよかった。
新幹線が遅れて座れないとか
東京駅からラッシュの時間に当たるくらい
我慢すればよかった!
と猛烈に後悔しています。
安藤のおっちゃん、
また会える日まで元気でいてやー!
安藤忠雄展は7月21日まで開催中です。
安藤忠雄氏の建築人生を振り返る集大成となるもので、彼の代表作や挑戦の軌跡を体感できます!
建築に詳しくなくても大丈夫。
何かに本気で打ち込んできた人とか、
これから挑戦したいと思ってる人に刺さると思います。
私も思わず
諦めずにいっちょやるか!と自分を奮い立たせました。
気になった方は、ぜひ行ってみてね。
心が熱くなるはずです。
安藤忠雄といい岡本太郎といい
歳を取っても青春を送ってるのがいい。
二人に共通するのは挑戦する心をずっと持ち続けていること。だから好きなんだよな。
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