本日は、ここがヘンだよ日本人③です。
今回はリアクションについて。
ちょっとディスってる?と受け取られるかもだけど、ディスってません!
ズバリ言いますよ!
日本人女性に会わねば!
今月は集中してオフ会に通ってるわけですが、最初は女が私1人とかでした。
それはそれで面白いけども、日本語の授業のネタ的にも日本人の女性と交流したかった私は、
平日の午後!ランチ!オサレ!な雰囲気のオフ会を選んで参加するようにしました。
読みは大当たり!
それも見事にみんな年下ばかり!
そこでオフ会に参加した女性たちをじーっくり観察するわけですよ。
ののりん、それ怖いから。
私には与えられた使命が!
日本語の授業で韓国人の生徒さんが知りたがってる【なぜ日本人女性のリアクションはオーバーなのか!?】の謎に答えなければならないんです。
そもそも韓国人女性のリアクションは?
日本人の女性と比べて、リアクションは薄めだと思います。私がどんなに自信のある面白いことを言っても、驚かそうとしても、すごいこと(自慢)を言っても、そこまでのリアクションはない。
まだ私が先生だから、頑張って笑ってくれたりリアクションをしてくれていると思いますが、一般的に韓国人女性は噓をつかない(つけない)人が多くて、すぐ顔に出ると思います。
私も無表情でよく「怒ってる?嫌なことあった?」と日本では言われるわ。
そう、基本的に無表情なんですよ。
私はそれに慣れたから、日本に帰ってきて何をそんなにへらへらしてるんだろ?と思ってました。
露骨に出る韓国人女性
特に韓国人女性の感情が露骨に出るのが、興味のない男性の興味のない話の時。
日本語のレッスンをしているときに、20代の若い韓国人女性がいたんですが、同じクラスの50-60代のおじさん世代がまあ誰も興味のない話を延々としているときすんごい顔していたのが印象的でした。
平気で携帯見だすからね。
そういうのに慣れてた私にとって、日本のオフ会での日本人女性たちの完璧すぎるリアクションはびっくりしました。脱帽です。
日本人女性のリアクションに脱帽
さすがに50-60代のおじさんはいなくて、オフ会なのでみんな共通の話題があるから、興味のない話を延々とする人はいなかったんですが、
それでも、時々、ああ、この人さっきもこれ言ってたよな、この人ばっかしゃべってる?ちょっと声聞こえんなぁ…と冷静に私は思うわけですよ。
そんなとき、携帯はさすがにいじらないけど、相槌もだんだん減ってきて、口角も下がって無表情になりつつあるのを感じていました。(失礼)
だって、言い訳すると
隣もその隣もそのまた隣の女性たちが、素晴らしいほどの満点リアクションをしてくれていたんです!
ならば、ここは彼女たちに任せようと私はオフモード。
すごーい!
へえ、そうなんだ!
うわぁ、知らなかった!
さすがです!
その通りですよー!
と、魔法の言葉さ・し・す・せ・そを使いこなしているわけです。
もう、ただ「えー!?」と驚くだけでも、表情や声のトーンなど完璧で、彼女たちを尊敬した私です。
私あんな「えー!?」できない。
でもふと疑問にも思う
と、同時に日本人女性のあのリアクションは果たして本心?演技?そんな疑問も持ちました。
リアクション同様、本気で「あなたの話に興味あります」という思いで聞いているんでしょうか。
日本人は本音がなかなか見えないといわれていますよね、笑ってても心の中は見えないって。私もそんな思いがしました。
ちょっ、ののりん!
あなたも日本人だから!
あれは人間関係をよくするための手段なんじゃ?と。
私みたいに興味のない話にオフモードに入ったりすると、話し手は冷めちゃいますよね。韓国人同士なら慣れてるし、気にしないんですけど、日本人は違います。
あなたの話を聞いていますよ!
という相槌がいかに重要な役割を持っているか。
日本ではそれが話し手と聞き手のコミュニケーションで大事とされていることなんだと思います。
まとめ
レッスンの時に、なぜ韓国人は興味のない話のとき無表情でいかにも興味ないですという態度をとるのか聞いてみたんです。
そんなこと韓国人にずばり聞けちゃうのがすごいわね、ののこさん。
そしたら、その生徒さんは40代の女性なんですが、当たり前のようにこう言ったんです。
韓国では小さいころから嘘をつくな、
正直に生きろと言われて育ちましたから!
えーーーーーーーーーーーー!!!?
そのとき、私にも出来ました。
日本人女性のリアクション!
えーーーーーーーーーーーー!!!?
つまり日本人は、つまらない話でも相手の気分を悪くさせないようにリアクションをしなければならない、つまらないと分からせるような態度、表情はだめだと小さいころから直接言われなくとも、そう感じさせられて大きくなったのかもしれないと。
ある意味、正直にあなたの話つまんないわよ?何回目よ?と正直な反応を出せる韓国人が羨ましくもあります。
空気を読むという言葉もありましたが、あれも日本特有ですよね。
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