夫と同じお墓に入りたくないという強い意志
友達のお母さんが亡くなりました。見事なまでに終活を完璧にしていたお母さんですが、度肝を抜かれたのがお墓のこと。癌で余命宣告を受けていた夫よりも絶対に長生きしてやる、そんな強い意志で自分も癌だったのに夫を見送りました。その強い思いには理由がありました。そう、絶対に夫とは一緒のお墓に入りたくなかったのです。
お墓の話、続きです。
海洋散骨を決意した私は韓国人夫ヨーダに言いました。
私がもし先に死んでも
どうか異国の韓国のお墓に入れないで、
もう海に散骨しておくれと言いました。
ヨーダは、
また何か言い出したぞ、というような顔で
わかった。と言いました。
絶対にわかってない!そんな顔です。
だって、どこの海かも聞かないし
なんで海に散骨するかも何も聞いてこないんです。
いかにも
わかったわかった、はいはい。みたいな返事。
タラバ姉さん
わかる気もするわ、ヨーダの反応。
このままだと間違いなく
私は韓国のお墓に葬られてしまう!
そんな危機感を抱いた私は、遺書を書くことにしました。
その前に終活カウンセラーのさくらさんにそのことを話したら
さくらさん
ああ~遺書じゃ駄目よ!
遺書にはさまざまなことを書いて遺すことができますが、
法的な効力を発揮する項目は限られているそうで、
お墓の希望は法的な効力がないそうなんです。
葬儀は簡単なものでとか、お墓は要らないから散骨してなどといった希望について、強制力のある項目ではないので、どんなに詳細に記しても実行されるとは限りません。
さくらさん
家族間でよく話し合って、伝えておくようにね。
あのヨーダの生返事じゃどうも信用できないから
遺書に詳しく書こうと思っていたんですが、決して強制ではないので
ヨーダがめんどくさいなと思ってお墓に納骨されたらおしまいなのです。
ヨーダ
韓国のお墓に納骨するのも大仕事だけどね
そしたらさくらさんが
息子にちゃんと話しておきな!というアドバイスをくれました。
そして5歳の双子の息子に
オンマがもし死んだら焼いて、海に撒いてね。と伝えました。
オンマがもし死んだら焼いて、海に撒いてね。と伝えました。
え、焼くの?
海に?
海に?
5歳の息子たちにはチンプンカンプンなことだったようですが、
それからも毎日のように言い続けたところ、
それからも毎日のように言い続けたところ、
オンマが死んだら焼いて海に撒くんだよね~
と理解してくれるようになりました。
と理解してくれるようになりました。
こんぶちゃん
その言葉だけ人が聞いたらギョッとするね
頼むよ、息子たち。
アッパを説得してくれよー
ちなみにヨーダに
あなたのお墓どうしようかね?と聞いたら、
見事にスルーされました。
あなたのお墓どうしようかね?と聞いたら、
見事にスルーされました。
どうやらヨーダは「死」の話をタブー視しているようです。
親のお墓問題やら直面してから決めるのかしら?
海に散骨してくれとも
韓国のお墓に納骨してくれとも言わないヨーダ。
海に散骨してくれとも
韓国のお墓に納骨してくれとも言わないヨーダ。
勝手に海に撒いてやろうかなと言ったら
信じられない!という顔をしていました。
信じられない!という顔をしていました。
じっくり話し合わないとですね。
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お墓も戒名もいらない私と、その話すらしたくない夫。
いったいどうなるやら・・・
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