移植日決定~からの続きやで
ふぅ、これがもう最後の移植かと思うと感慨深いぜ。
え?なぜ最後かって?
最後の卵だからだよ!
42歳まで国からの助成金が受けられるんですが
移植の回数が決められています。
それが3回なんです。
※40歳未満の回数の上限は
通算6回まで(1子ごとに)
※40歳以上43歳未満は
通算3回まで(1子ごとに)
39歳の時にスタートしていたら
6回も助成金が出たのに。
2人目、3人目欲しいかも~とぼんやりと思ってたら
あっというまに40過ぎちゃいます!
助成金が出るのと出ないのとでは大違いです。
急いで!
※窓口での負担額は治療費の3割負担で済みます。
例えば今回の胚移植ですが
3割負担して4万円ちょっと。
これが43歳で自費なら13万円ですよ…
たった1年早くスタートするだけで変わるんです。
私は今年43歳になってしまうので
チャンスの3回移植を使い切っての卒業になります。
ちなみに2回目の移植の時に先生が言いました。
あと2つ胚が残ってるけど
2つ一緒に移植したらどうかな?
あ…でも前回も双子出産だったか。
そうなると今回もまた双子妊娠してしまうと
出産のリスクが高くなるね。
先生の考えとしては
胚が残り2つだから、それぞれ1つずつ移植するより
移植の回数を減らすためにも
2つやっちゃえYOということ。
2つ同時移植してだめでも
まだ移植チャンスが1回残ります。
ののさんの残り2つの胚は
グレードも良くなかったし、
それよりは一気に移植して使い切り、
また新たに採卵して
グレードのいい胚を移植した方がいいかと思ったんだよね。
その気持ちは分かります…
でももう二度と
採卵はしたくねえだ、俺。
めっちゃ痛かったし、
注射を打つのも辛かったの。
それで結局、1つずつ移植して、
3回のチャンスを使い切ることにしました。
最初の採卵でとれ、受精した3つの胚は
今回の移植ですべて移植完了。
3回も移植してるともう慣れたもので
3回目の移植日は直前まで仕事して、チャリで病院へ。
途中、手術代4万円をおろすため銀行に立ち寄って
メルカリで出品したものを送って
図書館に本を返却してたらギリギリに病院到着。
1回目の移植は1時間も早く行ったのにね。
緊張は一切なし。
待合室でも他の人は不安そうにしているのに
(ちらっと横の人見たら移植について調べてた)
私はドラマを見てニヤニヤしていました。
これから生命を移植する?
奇跡の瞬間に立ち会おうとするのにね。
うん、もう諦めてるんで。
じゃ受けなきゃいいやん、と思いますよね。
4万円だって決して安くはない。
でも諦め99パーでも、
できたらラッキー精神が勝ってしまうんです。
手術着に着替えて
待合室を転々と移動させられ
ついに手術室へ。
これが最後の移植か…
そう思うと、手術室用のスリッパさえも愛おしく思えます。
手術室に入ると担当の先生が見えました。
先生!こんにちは~!
笑顔で挨拶をするもの
先生は苦笑い。
診察室ちゃうからね。
これで最後ですね。
よろしくお願いします^^
最後なので頭をできるだけ起こして
モニターをじっと見つめます。
子宮の中に器具が入って
そこから胚がチョロロ~ンと流れるように入ってきます。
良いところに着床しましたね^^
慰めのようだけど
嬉しい一言でした。
そして私の3回目、
最後の移植は終わりました。
ヨーダにも報告すると
お疲れ様^^と言ってくれました。
また結果を報告します。
病院だから高かったのか探したけど相場だった。
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