認知症サポーター養成講座を受けたよ

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ののこ介護

本日、ボランティア活動の後に
新宿区にある地域センターへ向かいました。

ずっと受けたいと思っていた
認知症サポーター養成講座があったんです。

ののこ
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認知症サポーターとは、認知症に対する正しい知識と理解を持ち、地域で認知症の人やその家族に対して手助けする人です

それも今回の講座は
全て韓国語で行われました。

日本に住む韓国人が90%で
あとは私みたいにボランティアで来ている
韓国語ができる日本人です。

韓国人の皆さん日本に住んで長いので(30年以上)
日本語がとってもお上手なんです。
それでも介護の専門用語は難しい。
韓国語できちんと理解したいので
今回は韓国語での開催となったそうです。

※教材は日本語ですがPPTは韓国語。

今回印象に残った話がこちら。

認知症になり日本語を忘れてしまった韓国人のお婆さん。要介護の状態で1人暮らしを続けるのも苦しくなりました。しかし受け入れてくれる施設がなかなか見つかりません。そんなとき徘徊中に、事故に遭いました。
そしてそのまま精神病院へ入ることに。
韓国語しか話せないお婆さんは
精神科で身体拘束をされ、不自由な状態になりました。

これが日本で暮らす韓国人認知症の方たちの現状です。これを助けてあげられるのは誰ですか?

私たちです。

この話を聞いて心が苦しくなりました。

同時に、
私にできることは?と考えました。

今回の講座で学んだことは、
ただ知識を詰め込むだけじゃなくて、
寄り添う姿勢の大切さ。

認知症の方と接するとき、
言葉が通じなくても、
目を見て、笑顔でゆっくり話しかける。
たったそれだけのことでも、
安心してもらえるんですって。

それに韓国語しか出なくて
困っている人に気づいたら
一緒に考えてくれる人や機関とつながること。
それは今、ボランティアと
実務者研修を受けながら勉強中です。

認知症サポーターは
特別な資格を持っている人じゃなくても
経験がなくても構いません。
だれでもなれます。

近所で困っている人に声をかける。
大丈夫ですか?と聞いてみる。
必要なら、専門の人や支援機関につなぐ。

それだけでも、サポーターなんです。

講座の最後に、
オレンジリングという証を受け取りました。
これは認知症の人を応援しますよという意思表示になります。

このリングを見て
これは優しさのリングだなと思いました。

これからリングを常に身に付けて
誰かが困っているときに、
手を差し伸べられる人でいたいです。

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ののこ

10数年の韓国生活を終え、2019年春に日本へ移住しました。
私とは正反対の繊細さんである韓国人夫、
日韓ハーフの双子の息子、
韓国生まれの元保護猫との生活や、
日本語教師の仕事のことなど
ちょっとした日常生活を紹介するブログです。

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