

つづきです
マンホールの蓋の話がメインだったこの日、
話を聞きながら
思い出した!!
ヨーダったら、
学校行事の日程を何度も聞いてくんの!
授業参観いつだっけ?
運動会いつだっけ?
なんで私だけが
スケジュール管理してんだ?
1回聞いたらメモしとけよ!
病院に連れて行くのも
個人面談に行くのも私。
それをヨーダに伝えてもピンと来てない。
カータンが言ってたんだけど
直接先生から聞いてないから
ワンクッション置いて耳に入ることになるって
まさにそれ。
私は直で聞いてるけど
それを私から聞いてるヨーダは
心にズシーンと響かないんですよ。
実は2,3日前から
次男ソロがじんましん出てるんですけど
病院で先生から言われたことをそのまま伝えても
なんで?原因が分からないって?
と言って、
ため息!
いら~~~~っ。
お前が連れてって
自分で気になること聞いてこいよ!
と、言ったら
仕事が~とか言い訳。
なら、口挟まないで?
てか、ため息つきたいのはこっちじゃ!
学校から子どもの体調不良で
電話がかかって来るのも私。
迎えに行くのも私。
ヨーダにとったら
ここは外国だし…
そう思ってたけど
7年も住んで
ヨーダの日本語力が
まったく伸びなかった理由ってこれじゃ?

つい最近までヨーダの美容室の予約も
私がしてたんですよ!
カータンの話を聞きながら、はっとしたんです。
子育て=母親がやるものって、
ヨーダの中にも
まだまだ根強く残ってるんじゃないかなって。
本人は無意識なんだろうけど、
スケジュールも体調管理も、
“妻がやって当然”っていう空気をまとってる。

感謝の一言も無いわ!
そして驚いたのが
K美さんにもマンホールの蓋があったってことです。
K美さんは背が高くて
ベビーカーの高さが合わなかったんだって。
昔のベビーカーって
作ってる側が「育児は母親」という前提で
設計してたから、
K美さんみたいな平均身長より高いママは困っていたそう。
今ではベビーカーを押すパパの姿も
あちこちで見られるように
持ち手の長さを調節できるベビーカーが増え、
パパでも持ちやすくなったけど。
そういう子育ては女性がやるべき!
というあの時代の女性観が悲しくて、
でもそれが今、働く原動力になってるって。
K美さんは、
自分のやりづらさをパワーに変えて、
「じゃあ私は働く!」って踏み出した。
あの時代に、あの環境でその選択をするのは、相当な覚悟だったと思います。
私の場合はどうだろう?
いら~~っとしつつも、
結局は子どもを優先して、
スケジュールも病院も引き受けてしまう。
それが母性なのか、
責任感なのか、
ただの“慣れ”なのか…。

諦め?
マンホールの蓋も、ベビーカーの高さも、
一見どうでもいいような違和感の積み重ねが、
実はすごく大事なサインで
それを見過ごさずに声を上げていくこと、
それが今後子育てを終えた私とヨーダの関係性にも繋がってくと思う。
ヨーダよ、
今の状況に慣れるなよ?
カータンとK美さんの話を聞いて
首がもげるほど頷き、
ああ、スッキリ…。
会場にいた女の古も
心の中でよっしゃ!ってガッツポーズしてたはず。
日頃感じてたモヤモヤを
カータンとK美さんの口から
(愛のある)毒たーっぷりで言葉にしてもらうだけで
一気に軽くなるんです。
トークイベントが終わって帰ってすぐ
女優!女優!女優!スイッチを入れ
満面の笑みでヨーダに言いました。
今日は一日ありがとうね。
ヨーダが子どもを見てくれたおかげで
安心して楽しい時間が過ごせたよ^^
こんなクサいセリフでも
ヨーダはまんざらではない顔して
いや、そんな…
ののちゃんが楽しかったらいいんだよ!
って、ちょろいちょろい。

ぐふふふ
食事してからカータンが甘いもの食べたい!って言うからサンマルクのチョコクロは?って話になり、でも結局遠いから諦めた。あれからずっとチョコクロが食べたくてたまらない…